花粉症の原因とメカニズム

2023年6月15日

今回は花粉症のメカニズムとその対策についてお伝えしていきたいと思います。

まず花粉症とは何なのか?

花粉症とは、花粉を吸い込むことで「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」などの症状を引き起こす季節性アレルギー疾患の一つです。花粉症患者は年々増加しており、現在では日本人の3人に1人が花粉症と言われています。特にスギ花粉症は、冬の終わりから春にかけて多くの人々を悩ませており、花粉症状は、生活の質QOL(Quolity of Life)が低下し、一日のパフォーマンスを下げる要因でもあるため、悪化させない、重症化させないことが、重要となります。

日本では戦後、杉の植林が増加したことで、スギ花粉症の有症者が増加していると指摘されていますが、スギの飛散時期が終わっても、ヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。

花粉症は、アレルギー性疾患の一つで、本来は無害な異物に対して体が過剰に反応してしまう疾患です。また、この異物を「抗原」と呼びます。

人の体は、異物である「抗原」を排除するシステムを持っており、これによってウィルスや老廃物、癌などから体を守っています。

花粉症などのアレルギー症状はこの「抗原」に対する「抗体」を必要以上に作りすぎてしまう、いわば免疫の過剰反応によって、起こると言われています。

花粉症の対策

ここでは様々な対策を紹介していきますが、一概にこちらが100%効くと言う保証はありませんが、厚生労働省や医学的に推奨している代表例を紹介して参ります。

花粉情報に注意する。

毎日ニュースを見ながら花粉症の散布情報をチェックするのは非常に大切です。鼻づまりやくしゃみといった症状があり、それらが実は花粉症状であるにもかかわらず、風邪と勘違いし、体内の蓄積花粉量の許容を超えてしまい、花粉症を悪化させてしまう事もあります。花粉やPM2.5の飛散量をあらかじめ確認しましょう。

飛散の多い時の外出を控える。外出時にマスク、メガネを使う

湿気が多い日や雨などの時には、花粉の飛散量は少ないと言われていますが、それ以外の飛散量が多いと予想される日には物理的に身体に取り込むのを防ぐ対策をしましょう。マスクやメガネを装着するほか、できるだけ外出しないと言う選択も非常に効果的です。

花粉が付着しやすい毛織物のコートやセーターの着用は避ける

衣類、特に毛織物のセーターやコートには花粉が付着しやすいといわれています。家や室内に花粉を持ちこまないように、玄関先で払い落としましょう。

洗顔、うがい、鼻をかむ。

外出から帰ったら、手洗いやうがいをして、体に付着した花粉を洗い流しましょう。

掃除をする、特に窓際を念入りに

花粉が家の中に侵入しやすい状態、もしくはすでに花粉が家中に充満している可能性がある場合、こまめに家の掃除をしましょう。

持ち帰った花粉の舞い上がりを防ぐためにも、拭き掃除がオススメです。

症状緩和のカギ、免疫力を高めるには?

また、免疫力を高めることも花粉症の対策に有効です。善玉菌を多く含む食品を摂取したり、十分な睡眠を取ることで、免疫力を高めることができます。

免疫力をアップさせる

腸内環境を改善することをおすすめいたします。

腸内にはそもそも善玉菌と悪玉菌がすんでいて、善玉菌が優位な状態だと免疫力が正常に働きやすくなります。そのため、善玉菌を多く含む、ヨーグルトや漬物、みそ、納豆といった発酵食品を食べると免疫力アップにつながります。

そして睡眠を十分に取ることが免疫力にとって大切です。花粉症になると鼻づまりで熟睡できない人も多いでしょう。ウェットティッシュや濡れタオルなどで布団やまくらを軽く拭き花粉を除去するなどし、症状を抑えて熟睡できるようにしましょう。身体を温めると免疫力がアップするため、ゆっくりと入浴するのもオススメです。

当店は善玉菌の代謝産物である、バイオジェニックス、乳酸菌生産物質を主成分としたサプリメントを販売している会社です。免疫ケアに乳酸菌!と言われるのは、実は乳酸菌が作り出す代謝産物がカギをにぎっていることが最新研究により明らかになっています。

花粉症にお悩みの方はぜひ、乳酸菌の代謝産物(バイオジェニックス)をお試しください。